企画展のお知らせ

GUEST展

酒百宏一 Koichi SAKAO

情景のかたち

 

会期:2023年 4月20日(木)〜6月3日(土) 木,金,土(祭日は休館) 

10:30〜12:30(入館は11:30まで)/14:00〜16:30(入館は15:30まで)  

会場:広瀬川造形館 多目的スペース(2F)

   

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 比刀根橋    

 

 

今回のゲスト展は、フロッタージュという技法を使って制作を続けている酒百宏一さんの作品をご紹介します。フロタージュとは、凹凸のあるものに紙を置き、鉛筆などで擦って形状を写しとる技法です。酒百さんは、これまで地域の営みに由来した記憶や痕跡を対象物として作品化していく制作で知られ、その活動は、越後妻有や大阪北船場など各地におよび、高い評価を受けています。今回の「情景とかたち」展では、前橋市の中心部を流れる広瀬川付近を対象としています。

  

酒百宏一

略歴:1968年金沢市出身。東京藝術大学大学院美術研究科(デザイン専攻)修了。1999年からフロタージュによる地域に根ざした制作活動を行い、各地で住民との協働で作品制作などのアートプロジェクトを行なっている。東京工科大学大学の教員としても大学がある大田区の町工場を資源としたアートプロジェクトや地域に埋もれている資源を継承するためのコミュニティデザインの研究を行なっている。現在、東京工科大学教授。デザイン学部長