Zo通信
2026-08-01 00:00:00
地球の一番外側の部分は、地表と呼ばれ、そのほとんどは海。陸地は、わずか4分の1程度で、岩石と土で覆われています。岩石は、風化して、砂(2mm以下)となり、その中で更に粒子が細かいものに有機物と水や空気が混ざり合って地球の生命を育む「土」が生成されます。土の中でも最も粒子の細かいもの(直径0.002mm以下)は粘土と呼ばれ、水を含むと粘り気を持ち、外からの力に応じて一定の形を保ち乾くと固くなります。乾いたものに熱を加えて焼成すると固さが増し耐久性のある素材に変化します。高温度(800~1300℃)で焼かれたものは、水を通しません。生産地の違いにより土地ごとの特徴ある焼き物が生み出されてきました。土に水を加えて上澄み液を流したり、沈殿した重い粒子のものを取り除いたりして目的にあった粘土を求めることがてきます。この作業は、水簸(すいひ)と呼ばれています。粒子の細かい土からは、水簸絵具または泥絵具と呼ばれる伸びが良く風合いのある絵具も生まれてきました。豊かな「土」の文化は、豊かな「水」によって支えられ長い時間と共に今にあります。
(S.I)
