Zo通信
2026-06-11 00:00:00
大気は、目に見えない。大気とは、天体(ここでは地球)をとりまく空気の層を指します。地表からおよそ1000Kmまでの距離の間に存在し、太陽からの熱や紫外線を弱め、地表で人が生存できるまでの環境を整えています。地表に近くなる程、含有している酸素や窒素の濃度が生命の生存に適度になっています。この絶妙な「仕組み」によって命が「生かされている」ということになります。
地表から15kmほどの高さまでは、「対流圏」と呼ばれ、空気の対流による気象現象が起こります。私たちは、対流圏で起こる様々な気象の変化によって初めて大気を見ることができます。水蒸気が加わることにより、空気の重さが変化し、暖かい空気は、上空に昇り、冷やされて雲が生じ、雨や雪となります。
私たちは、山々の向こうから湧き上がる雲の流れやかたち、樹々を揺らして通り過ぎる風を五感で感じとることができます。
地表からほんの数Kmの高さの中で生活し、絶えず循環している大気に順応しながら、感性を育て様々な変化を受け止めています。
(S,I)
